紆余曲折。
試行錯誤を重ねて、所属コースならパープレーぐらいで回れるようになり、うまくなったと錯覚していた私は、もっと難しいコースで練習しようと思い、日本一難しいコースの研修生になりました。
地面の硬さや、景色、レイアウトなどすべてが規格外で、叩きのめされました。
「小手先のゴルフ理論なんて何も通用しない」
研修生3年目からは、スコアを出すことだけを考えて練習しました。
練習場で球を打つより、コースでいかに数字が作れるか?
まっすぐの球を打つよりも大事なことがある。
低いスライスを操り、ショートゲームを磨きました。
そうやってひたすら取り組んで、何とかQTに出るくらいまでになりました。
チャレンジトーナメントの予選などにも挑戦しましたが、やはり上位選手とは大きな違いがあり、結果6年間挑戦し続けましたが、断念することになりました。
やはり上に行くためにはスイングを極めなければ高い山には登れないのです。
しかし、一度はあきらめたゴルフの道でしたが、トレーナーとして活動することで
再度、試行錯誤をする機会を与えてもらいました。
スイングの作り方とは、
「オンプレーンのスイングを力強く、再現性高くする事」
結局これにつきます。
20年にも及ぶ試行錯誤の中で、気づかされた一番大事なことは、
「無意識的に行われる関節運動を理解して、
その無意識の動きをコントロール下におくこと」
です。
身体の構造を考えると、少しづつ見えなかったものが見えてきました。
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オンプレーンへのあこがれ!!
研修生生活が1年半を迎えるころ、色々なレッスン書を読み漁りだしました。
自分の感覚だけではどうにもならなくなってきたからです。
そこでよく読ませてもらったのが江連プロの本。
結局クラブがどこを動いているかが大事ということで、オンプレーンのスイングを追求しだしました。理論的で読みやすく、夢中になりました。
同じ研修生仲間で本を回し読みしながらお互いをチェックし、技術を磨き続けました。
そこで言われていたのが「切り返しで重力を使うこと。」
そんな発想など皆無だった私は、ひたすらトップで力を抜きクラブが落ちてくるのを待ち続けました。
なけなしのお金でクラブを変え、シャフトを変え、どうすればクラブが下りてくるのか試行錯誤を繰り返しました。
おかげでホームコースならば、パープレーぐらいで回れるくらいになりました。
手を使う、身体を使う、重力を使う。
ごちゃごちゃになりながら、どうにかスイングを作っていたような感じです。
少しずつ本質には近づいていました。
でも根本的な思考が抜けていたんです。
うわべだけを整えようとしてしまっていたのです。
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手の角度!!
左打ちを卒業し、右打ちに戻してよく注意されたのがグリップ。
右手でボールを叩けることが嬉しくてどんどん右手が強くなっていました。
肘から肩が起き上がって・・・。
手打ちの典型ですね。
これを治すには、身体の使い方を覚えるのが一番ですが、
手っ取り早いのはグリップ。
それは
左右の手の角度です。
①右手を手前側にズラすように角度をつけてみてください。
②その角度を保ってクラブを握ってみましょう。
何か変化に気づきませんか?
右肘が身体に近い。
左肘よりも右肘が手前にある。
このグリップでスイングすれば
クラブが自然にいい軌道を通ります。
末端の動きを正しくすることで身体の動きを整える狙いがあります。
是非試してみてください‼
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乾いた音‼
右手や左手と、何が正しいのか分からずに試行錯誤していく中で
道しるべになるのが打球音です。
『カシューン!!』
「足の力が、股関節、体幹へと伝わる。」
「勝手に体が動いていく。」
「うまく打てました。」
身体の力を効率よく伝えられた時のインパクト音は乾いています。
形や理屈は分からなくても、インパクト音がその練習で合っているのかを
教えてくれているようです。
頭で考えすぎず、この感覚を大事にしておけばよかったのかなぁ・・・。
いや理屈を追求したからこそ分かったこともある。
回り道をしたように思うけど、どのみち壁にはぶち当たるはず、これでよかったんだ。
「そうですよね、宇賀神さん?」
風の大地風に表現してみました‼
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ソフトボール上野選手‼
ある日練習場で練習していると、明らかに上手い人がいました。
おそらく、プロか研修生です。
興味津々だった私は、「後ろで見ていいですか?」と聞き、見せてもらいました。
身体の使い方が上手く、球の質が全然違うんです。
ロングアイアンで高い球、それも吹き上がるのではなく
いきなり高い軌道なのです。
右手、左手と悩んでいたことがあほらしく思えました。
そういえばソフトボールの上野選手が
ピッチングの際のポイントについて話してました。
「どうしたらコントロール良く、力のあるボールを投げられるのか?」
①手は上から身体の横に下ろすだけ
②半身の状態から身体を捻る
(結果腕が後ろから来ているように見える)
③前方に跳ぶ力を利用する
やはり身体の力は使わないといけないんです。
ここから更に試行錯誤の迷路へと入っていくのです。
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手を使わないように手を使う3!?
左打ちにして4カ月。
道半ばにして、ゴルフ部を引退する時期になりました。
半端ではない程のやり残した感を感じていた私は
ゴルフ部の引退と同時に大学も引退することに決めました。
そしてゴルフ場で働きながらプロゴルファーを目指したのです。
なんちゃって風の大地の始まりです。
朝は暗いうちから練習します。
そして仕事は、誰もいない駐車場の掃き掃除から
玄関でお客様を迎え、練習場の球出し、球拾い、
バッグ渡し、キャディもします。
そんな業務が終われば自由時間です。
たくさん練習しました、左打ちで(笑)
夢中という言葉の意味が良くわかるほど、
夢に酔っていました。
そんななんちゃって生活も長くは続きませんでした。
だってめちゃくちゃ下手くそでしたから。
ついに右打ちに戻す日が来たのです。
私の左打ちは7カ月で終了しました。
しかしながら今考えると、
ここで気づけたはずなんです。
手のイメージだけでは何も解決しないことを。
そうです、もっと大切なことがあったのです。
その時には全く分かっていませんでしたが・・・。
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